2025年度 穎明館中学高等学校「情報教育プログラム」を実施しました

2025年6月7日（土）に、穎明館中学高等学校情報教育プログラムを実施しました。拓殖大学八王子国際キャンパスに穎明館中学高等学校の4年生（173名）が来校し、大学の授業を体験しました。授業は全6組に分かれて実施し、国際学部からは、中村 真帆 准教授と木戸口 智明 助教が「Excelの応用」の授業を担当しました。
 
　中村 真帆 准教授が担当した5組（PC1教室）では、「Excel の活用(探索的データ分析入門)」を実施しました。受講生は、NHK「生活時間調査」からデータをダウンロードし、Excelの機能を用いてデータの並び替えやピボットテーブルの作成に取り組みました。さらに、完成させた表をもとにグラフを作成し、グラフに関する考察を行いました。受講生は、Excelの基本的な操作方法を学習するとともに、膨大なデータからいかにして有益な知見を抽出することができるのかについて理解を深めました。
 
　木戸口 智明 助教が担当した6組（PC3教室）では、Excelを用いた地域データの分析とデータの地図化を行いました。受講生は、都道府県別の人口データから人口増減率や人口構成比を分析し、そのデータをGISで地図化する作業に取り組みました。後半部では，受講生自らが収集したデータをExcelに入力して、オリジナルの主題図を作成しました。受講生は地図化する作業を実際に体験しながら、自分たちの暮らす地域社会がどのように変化しているのかについて考察しました。
 
今回のプログラムを通して得られた知見や大学の授業の雰囲気を、生徒の皆さんの今後の学習や進路選択に大いに役立ててもらいたいと願っています。