国際学部NEWS
ベトナム語クラス研修参加報告
2019.09.10(火)
NEWS
ベトナム語クラスでは、2019年8月24日から9月3日まで、約10日間の現地研修を1年生から3年生まで総勢18名で実施しました。少数言語にあって学年を超えて共同する研修は大変稀な出
ベトナム語クラスでは、2019年8月24日から9月3日まで、約10日間の現地研修を1年生から3年生まで総勢18名で実施しました。少数言語にあって学年を超えて共同する研修は大変稀な出来事だったと思います。
今回は言語力の向上を図る目的以外に、女性博物館や古都ホアルー等を訪れて広くこの国の歴史を理解すると共に、現代ベトナムが抱える様々な諸側面を実感した滞在でした。もちろん様々な種類の料理も堪能し、現地の人々との交流や意見交換も果たしました。複雑な道路事情に戸惑い蒸し暑く大変でしたが、得られた知見はそれを上回るものとなりました。
少数民族ムオン族が多く住むホアビン省マイチョウにて
第一に、ホアビン省を訪れ、少数民族ムオン族の日常生活を垣間見られたことです。そこは首都ハノイと全く違う高床式の住居が連なり、人々の表情も少数民族独特の顔立ちで、イメージしていたものとは違うベトナムがありました。同時に、ベトナムが54もの多民族を抱える国家であることを再認識させられました。
第二は「生きる力センター」での交流です。このセンターは体にハンディキャップを持つ人たちが、社会生活に必要な技能を習得する施設です。経済的に運営が大変とのことでしたが、バリアフリー化されており、学ぶ生徒さんに寄り添う環境づくりがされていました。ここの先生方、生徒さんたちとは、意見交換や日本の伝統である折り紙作りを通じた交流を行いました。ハンディキャップを持ちながらも、前向きに力強く生きる彼らの姿はとても刺激になりました。
これ以外にも市内や地方で遺跡や博物館などを訪問し、実際に現地に足を運ばなければ経験できないことを多く学びました。そこにはベトナムの歴史や文化、ベトナム語力の向上に必要となる有意義な内容がありました。この国の人々や文化に直に接し、理解し寄り添うという姿勢は、国際学部に学ぶ者として必要不可欠であるということを強く認識できた滞在となりました。
世界遺産チャンアンで小舟の周遊を体験しました。
ハノイの「生きる力センター」を訪問、交流しました。
「生きる力センター」で日本の折り紙で交流しました。
帰国日に宿泊したホテルで記念撮影をしました。女子学生はアオザイを全員が購入しました。
今回は言語力の向上を図る目的以外に、女性博物館や古都ホアルー等を訪れて広くこの国の歴史を理解すると共に、現代ベトナムが抱える様々な諸側面を実感した滞在でした。もちろん様々な種類の料理も堪能し、現地の人々との交流や意見交換も果たしました。複雑な道路事情に戸惑い蒸し暑く大変でしたが、得られた知見はそれを上回るものとなりました。

参加学生の声
私がベトナム滞在で経験した中で特に印象に残った二つの場所と経験をお話しします。第一に、ホアビン省を訪れ、少数民族ムオン族の日常生活を垣間見られたことです。そこは首都ハノイと全く違う高床式の住居が連なり、人々の表情も少数民族独特の顔立ちで、イメージしていたものとは違うベトナムがありました。同時に、ベトナムが54もの多民族を抱える国家であることを再認識させられました。
第二は「生きる力センター」での交流です。このセンターは体にハンディキャップを持つ人たちが、社会生活に必要な技能を習得する施設です。経済的に運営が大変とのことでしたが、バリアフリー化されており、学ぶ生徒さんに寄り添う環境づくりがされていました。ここの先生方、生徒さんたちとは、意見交換や日本の伝統である折り紙作りを通じた交流を行いました。ハンディキャップを持ちながらも、前向きに力強く生きる彼らの姿はとても刺激になりました。
これ以外にも市内や地方で遺跡や博物館などを訪問し、実際に現地に足を運ばなければ経験できないことを多く学びました。そこにはベトナムの歴史や文化、ベトナム語力の向上に必要となる有意義な内容がありました。この国の人々や文化に直に接し、理解し寄り添うという姿勢は、国際学部に学ぶ者として必要不可欠であるということを強く認識できた滞在となりました。
国際学部1年 田中廉(サッカー部)



