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2022年10月20日NEWS

海外移住の歴史などについて学びました

2022年10月13日(木)、国際学部の茂木創ゼミナール(以下「ゼミ」)2年生は、JICA横浜の海外移住資料館他で研修を行いました。コロナ禍で学外研修が制約される中、久しぶりの実施となりました。
海外移住資料館は、2022年4月にリニューアルされました。ボランティア・ガイドの上床万佐子さんからご丁寧な説明を受け、参加したゼミ生は海外移住の歴史について多くの学びを得ました。ゼミでは長らく、訪問するたびに本学OBでJICA職員だった松田潤治郎さん(故人)にお世話になっており、研修後、上床さんから松田さんを偲ぶお話も出ました。本学の海外雄飛の歴史も学び、ゼミ生も誇りに感じているようでした。
その後、横浜税関で貿易の歴史を、海上保安資料館横浜館では北朝鮮問題についても考えました。最後に係留されている氷川丸を見学し、戦前、戦中、戦後の人的交流の歴史を学びました。

参加学生の声

国際学科2年 田中彩花(東京都・佼成学園女子高等学校出身)

海外移住資料館では、当時の海外移住は今とは比べものにならない様々な困難が移住者にあったことが展示品から伝わってきました。彼らの努力があって今があるのだと感じました。

国際学科2年 今井サラ(栃木県立足利清風高等学校出身)

海外移住の日本と南米の歴史を学びました。また、実際に見学することで、身近に感じることができ、北朝鮮問題について深く考える機会となりました。

国際学科2年 成田響子(埼玉県立松山女子高等学校出身)

異国の地で生きた日本人を知って、日本人の強さを身にしみて感じました。当時の彼らの生き様は今の社会の基盤になっていると思いました。

国際学科2年 森田真由(茨城県立水戸第二高等学校出身)

海外移住の歴史を学び、当時のその過酷さに驚きました。今回の研修で学習に対する意欲が増しました。とても良い経験になったと思います。

海外移住資料館での研修

リニューアルされたばかりの海外移住資料館では
スタッフから詳細な説明を受け、質疑も行いました。

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海上保安資料館横浜館で北朝鮮工作船の見学。
北朝鮮問題や安全保障についても考えました。

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