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2022年03月09日NEWS

尾沼ゼミと藍澤ゼミの学生がコンケン大学の学生とオンライン交流をしました。

2月28日と3月1日に、国際学部の尾沼玄也ゼミナールの学生6名と藍澤淑雄ゼミナールの学生6名が、タイのコンケン大学人文社会学部で日本語を教える冨田郁子先生の学生たちと日本語でオンライン交流をしました。
 
オンライン交流は、冨田先生が実践している「内容言語統合型学習」に国際学部の学生が参加させていただく形で行われました。「内容言語統合型学習」とは言語学習と社会課題などのテーマに関する学習の両方を組み合わせながら、比較分析や推測を通じて高次の思考力を育てるための学習法です。今回の交流では、性同一性障害をテーマに、タイと日本での意識の違いなどについて意見交換が行われました。
 
交流を通じて拓殖大学の参加者からは、LGBTQや性同一性障害に対する日本社会の受容力の低さを感じた、日本では性の多様性に対する理解が広がってきた一方で理解を示さない保守的な人たちが多く残っていることが障壁となっているなど、の意見が出されました。
 
コロナ禍で学生同士の国際交流が難しいなかで、国際学部の学生たちは国を超えて一つのテーマについて議論するという貴重な経験を積むことができました。

コンケン大学人文社会学部冨田郁子先生

コンケン大学人文社会学部日本語学科の冨田郁子先生

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