HOME国際学部NEWS
2021年02月10日NEWS

「授業終了にあたって」国際学部長メッセージ

国際学部長 甲斐信好
 
2月13日(土)に卒業・進級発表(第1回目)が行われました。卒業や進級(2年生→3年生)が決まった学生の皆さんはホッとしていることでしょう。授業終了にあたり、学部長としてメッセージをお送りします。
「年齢を重ねれば重ねるほど人間はストレスに強くなる」という法則を心理学の本で知りました。なぜかわかりますか?それは「どんな困難や苦労にも意味があることを知る」からなのだそうです。
私自身、「何でこんな目に合うのだろう」とか「何も悪いことをしていないのに」と理不尽さを恨みたくなるような経験を何度かしてきました。しかし何年かたった時、「あ、そうか、あの事があったから今の自分がいるんだ」とか「苦労は無駄じゃなかったな」と気づくことがしばしばありました。今は「成長とは痛みを伴うもの」ということがよくわかります。
私たちは引き続きコロナの真っただ中にあります。はっきりしてきたのはこの状態がおそらく数年単位で続くだろうということです。私たちはコロナと共に生きていかねばなりません。困難や理不尽さは、いつか自分が花開いていくための糧だ、そう思えれば素敵です。よく言われることに「危機」(クライシス)の「機」という字は「機会」(チャンス)の「機」です。
思うように外出もままならない時間は自分の事をゆっくり振り返り、考える時間でもあります。「自分が何をやりたいのか」。じっくり考えて、大学を卒業してどんな生き方をするのかはっきりさせる機会にしましょう。
コロナが教えてくれたこと、それは「当たり前」だと思っていたことが、実は「当たり前」でなかったことです。友だちと大声で笑い合えること。みんなで集えること。普通に学校に来られること。そんな日常生活が奪われて初めて「当たり前」のありがたさに気づきました。
人間は幸せでいるために、それほど多くのものを必要としません。自分にとって本当に大切なものは何か。家族なのか。仲間なのか。静かな時間なのか。そのことをしっかりと改めて大切にしていきましょう。
いつか皆さんと「そんなこともあったよね」と笑い合える日が来ることを信じています。一緒に困難を乗り越えていきましょう。
うがい、手洗い、マスクの着用、ソーシャルディスタンス、毎日の検温、そして基礎体力(十分な休養)を!
皆さんと、また、大学のキャンパスで会えることを楽しみにしています。
以上

TOOLS