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2019年09月23日NEWS

佐藤ゼミ ベルギー・オランダ海外合宿報告

夏季休暇中に佐藤明彦ゼミで実施された、ベルギー・オランダでの海外合宿報告が、国際学部2年、名取風香さんから届きました。

8月26日から9月2日の8日間、国際学部佐藤明彦ゼミのメンバーは先生の引率のもと、ベルギーとオランダでゼミ合宿をおこないました。一度にヨーロッパ、2ヵ国に滞在できたので、それぞれの違った良さを感じることができました。バスツアーで行ったブルージュとアントワープではガイドさんが詳しく国の情勢や産業、ヨーロッパの素晴らしさなどを説明してくれました。季節は日本と同様夏で30度ほどの日もあったのですが、通常は20度ほど、カラッとしていて蒸し暑い日本に対して過ごしやすい気候でした。しかし、紫外線が強くサングラスを掛けていなければ目が痛くなったり、乾燥していたので喉を傷めやすいと感じました。 

190923_佐藤ゼミ_写真1 ベルギーに向けて出発

ベルギーに向けて出発

190923_佐藤ゼミ_写真2 電車で移動中

電車で移動中
初日はベルギー、ブリュッセルの街を視察し、多くを学びました。ブリュッセルはベルギーの人口の1割、約120万人が生活するベルギー第一の都市です。車社会でありながら最近は自転車に乗ろうという動きがあるそうで、車道に自転車も多かったです。自動車に関しては、9つある高速道路が無料で通れることで、日本では高速料金が必ず掛かるので違いを感じました。繁華街ではユニクロなど見慣れた洋服のブランドがあったり、日本では見たことのないヨーロッパブランドもあったり不思議な感覚でした。また、ベルギーといえばワッフルやチョコレートが有名なので一つの通りに沢山のお店が立ち並んでいました。チョコレートはどのお店も値段が高いイメージでしたが、チョコ一粒一粒が美味しそうで包装や凝っていたので思わず何個も買ってしまいました。また、グランドプラスという観光スポットの広場にある市庁舎の塔が印象的でした。私は海外に行くとスーパーマーケットに行き値段を比べるのが好きなのですが、ベルギーはビールも有名なのでたくさんの種類のビールが売っており、時には水より値段が安いものもあることが分かりました。ベルギーではビールとワインは16歳から飲酒可能なので高校生からお酒を飲めるということに驚きました。 

190923_佐藤ゼミ_写真3 ブリュッセルの小便小僧の前で

ブリュッセルの小便小僧の前で

190923_佐藤ゼミ_写真4 レストランで会食

レストランで会食
2日目に訪れた中世の街といわれるブルージュは、入り組んだ運河に橋が架かっておりとても美しい街並みでした。聖母教会は大規模な修復工事をしていましたが、ミケランジェロ作の聖母子像を離れた場所から見ることができました。教会自体はシンプルですが長時間いられるような不思議な空間でした。中世のブルージュには、働き口がなく一般女性が独身のまま生活することが厳しかった時代に、女性が自立するための修道院があったそうです。今では女性が暮らしやすい時代になりましたが、まだまだ格差はあると思います。そういった問題意識を持つ事ができました。修道院にいた彼女たちが自立して生きたかったように現代の女性たちも更に働きやすい環境が整っていくといいなと感じました。

3日目は「フランダースの犬」の舞台として有名なアントワープへ行きました。地名がその地で悪さをしていた巨人の「手を投げ捨てた」ことから付けられたと知って驚きましたが、入り口の銅像がある広場から聖母大聖堂までは絵本に出てきそうな素敵な町並みで、駅の方へ向かうにつれて様々なお店が密集した繁華街が現れました。一番印象に残っているのは聖母大聖堂です。色彩豊かできらびやかなステンドグラスから差し込む光はとても美しく見入ってしまいました。キリストの生から死、復活までが描かれた絵画が飾られており、その絵は今にも動き出すのではないかというほどにダイナミックで色彩がリアルで心を打たれました。フランダースの犬では最後、絵を描くことが好きだった主人公ネロがずっと憧れていたこの大聖堂の絵の前で絵の素晴らしさに感動しながら天国へ旅立つのですが、ネロが憧れる理由が分かるような気がしました。

190923_佐藤ゼミ_写真5 中世の佇まいが残るブルージュ

中世の佇まいが残るブルージュ

190923_佐藤ゼミ_写真6 アントワープ大聖堂の絵画

アントワープ大聖堂の絵画
その後は、電車でオランダ、アムステルダムへ移動しました。そこではトラムを使って移動しました。トラムは数分待てば次が来るので移動にはとても便利で、路線図を見ながら自由に散策ができました。町中に運河があり、有名な作品が展示されている美術館がたくさん集まっています。美術館に行くことが好きなので、ゴッホ美術館に行くことができて嬉しかったです。チケットを予約しないと入れないほど人気スポットで、館内には様々な国の人がゴッホの絵を見に来ていました。誰もが知っている「ひまわり」の絵では多くの人が立ち止まり、鑑賞を楽しんでいました。数百の近代風ひまわりのオブジェを配置した部屋もあってとても興味深かったです。ゴッホは日本の浮世絵に大きな影響を受けたということだったので、日本の絵の技術が取り入れられている作品だということで親近感が湧きました。 

190923_佐藤ゼミ_写真7 運河の街アムステルダム

運河の街アムステルダム

190923_佐藤ゼミ_写真8 ゴッホミュージアム

ゴッホミュージアム
今回の合宿中に駅で切符を買うときに驚いたのは、自動券売機のタッチパネルで4ヵ国(英語、フランス語、オランダ語、ドイツ語)の言語を選べたことでした。ベルギーの公用語はオランダ語、フランス語、ドイツ語。オランダ語は地区によって方言があり全然違うようで、テレビで字幕が出るほどの違っていました。フランス語はほぼみんな話せるようで、フランス語だけしか話せない人たちも地域によってはいるとのことだった。レストランに行ったとき、私達をみて英語で話してくれるが、店の奥に行くとフランス語になっていることあり驚きました。また、オランダではオランダ語が公用語ですが、英語が特に上手な印象を受けました。いずれにしても、日本では大体の人が日本語しか話せないのに多言語を使いこなす人が多く感心しました。

この旅行で嬉しかったことは、拙い英語で話かけていたにもかかわらず、分からなかったら何回も面と向かって対応してくれた店員さんがいたことです。自分の現段階での英語力を実感することができ、今後の英語学習を頑張ろうと強く思うようになりました。ヨーロッパの人達と対等に話せるようになりたいと新たに目標ができました。このゼミ合宿では、英会話が実践しながら学べ、また多くの文化体験をすることができました。この8日間で得られた経験を活かし、これからも努力していきたいと思います。

190923_佐藤ゼミ_写真9 ミーティングは英語3分間スピーチ

ミーティングは英語で3分間スピーチ

190923_佐藤ゼミ_写真10 最後のミーティングを終え

最後のミーティングを終え
国際学部2年 名取風香

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