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2018年09月18日NEWS

内藤ゼミ夏合宿、タイに行ってまいりました

みなさん、サワディー(タイ語で「こんにちは」)。毎年恒例のゼミ合宿、今年はタイに行ってまいりました。到着早々金曜日夕方でもあり、信号待ち1時間という猛烈な渋滞に巻き込まれましたが、親日的なタイの多面的な顔を知ることができたと思います。たとえば、ガイドの方は日本が今年台風や地震など、異常なほどの自然災害に見舞われたことをよく知っており、「がんばれニッポン」のポロシャツを着て応援メッセージを送ってくれていました。この場を借りて感謝したいと思います。

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ワット・プラケオにて

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王宮前にて
さて、ゼミでは全員観光を専攻していますので、今回のような旅行は観光の知識を実際に学ぶよい機会です。まずは空港からです。機内預け入れ荷物は、なぜ23キロという半端な値が基準かわかりますか?それは50ポンドがおよそ23キロという、英米の単位に由来するからです。ここからは航空の世界も国際関係と同じく、力関係が如実に反映されていることが示唆されます。また、タイはアジア有数の観光立国として知られています。日本人の多さはともかく、ヨーロッパ、中でもフランスやイタリア、スペインといったラテン系諸国からの旅行者も多いことが目につきました。特にフランス人が多いのは、周辺に旧仏領インドシナ諸国が立地する歴史的経緯もあり、タイを含めてこれらの周辺国も周遊するパターンが多いようです。植民地と観光の関わりは、観光研究の一つの重要なテーマですが、こんなところにもその片鱗はうかがえます。

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世界遺産アユタヤ遺跡にて

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ダムヌン・サドゥアック水上マーケット
今回、ゼミという単位で行ったことに関して、大きな収穫がありました。それは同学年のヨコだけでなく、特にタテの学年間(2, 3, 4年)での結束が一段と進んだことです。私たちのゼミはタテの結束力がとても強く、それが一つの特徴になっています。行く前にゼミ長とサブゼミ長には、バスでは異なる学年同士で相席するよう指示しておきましたが、おかげで学年間の融和が進みました。さらに、34名という大所帯ながら、上級生とゼミ長らが的確にグループをまとめてくれたおかげで、トラブルもなくスムーズに運営できたことには、本当に感謝しています。彼らは教員の指示なしでも、適宜必要に応じてサポートしてくれましたが、そうした姿を随所でみかけました。今回、このように明らかな成長をゼミ研修で確実に実感できたことを、教師として実に嬉しく思います。

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ワット・プラタート・ドイステープ(チェンマイ)にて
成田到着は午前6時20分。これもこの時間帯に着くのには理由があります。成田空港は「カーフュー(離着陸制限)」があり、23時から翌朝6時までの間は原則飛行が禁止されているからです。今後はこの緩和とB滑走路の延伸がインバウンド対策の大きな課題となってきます。学生たちは連日3時間ほどの睡眠で夜を過ごしたうえ、夜間飛行というハードな日程を消化してもなお、このうえなく成田では元気でした。このバイタリティにはとてもかないません。お疲れさまでした。
(文責:国際学部教授 内藤嘉昭)

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