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2015年09月24日NEWS

【国際学部】 イタリアゼミ合宿報告

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日程と目的

平成27年8月25日から9月4日(11日間)の日程で、7名(3年:名、2年:5名)の佐藤明彦ゼミナール学生がイタリアでのゼミ合宿として海外研修をおこないました(滞在都市:ローマ、フィレンツェ、ヴェネツィア)。事前研修としてイタリア事情と日常会話を学び、滞在時の行程表を含む「旅のしおり」を作成し、この合宿に臨みました。

イタリアの観光地は特にスリなどのトラブルが多いので、とりわけ、危機管理の意識を高める必要がありました。実際に、ローマの地下鉄(スペイン広場駅周辺)に乗っていると、若者集団(中学生位の女子5人組)が地下鉄の列車のドアをこじ開けて乗ってきたことがありました。私たちに近寄り、何もせずにその次の駅で降りていったのですが、周りにいた人々が「今、財布などを物色していたよ。気をつけた方がいいよ。」と話してくれました。
どうやらイタリア語で仲間同士話しながら「獲物」をさがしていたようでした。実際に私たちは、貴重品と主な金銭はホテルのセキュリティボックスにしまう対策をしており、(また、都市間の移動時には首から下げて服の下に隠す袋などを使っていて)研修中のトラブルはありませんでした。

この合宿の目的は、1.英語でのコミュニケーションを積極的にとる、2. イタリアの観光産業に触れる、3. イタリアの文化を知る、4. 日本との対照研究の材料を得る、というものでした。それぞれの学生が目的意識を持ち「世界に触れる」活動ができるよう計画されたものです。

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モスクワ空港(友達になったハンガリー人の方と)

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コロッセオ内部

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ローマの地下鉄

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バスを利用する学生

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真実の口

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パンテオン

活動内容

ローマでは、地下鉄とバスの乗り方を学生が学びました。まず、地下鉄でコロッセオ(円形闘技場)に行き、約2,000年前の建物に歴史の深さを実感しました。「観光国だな」と感じた出来事がありました。コロッセオの見学を終えて、出口で学生が写真を撮っていた時、ローマ剣闘士のコスチュームを身にまとった男性2名が学生を取り囲み、「一緒に写真を撮ろう。」とのこと、学生のと彼らの写真を一枚撮り、チップで3ユーロほど支払おうとすると、「これはいらない、"Give me paper one!"(「紙幣をよこせ!」)と言っています。こちらから頼んだのではないと断り、その場で写真を削除をしました。このような観光の押し売りがビジネスになってしまっている現状を学生は目の当たりにしました。

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トレビの泉(残念ながら改装中)

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トレビの泉(残念ながら改装中)

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トレビの泉(残念ながら改装中)

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ボルゲーゼ公園
さて、ローマでは、真実の口、パンテオン、トレビの泉、などの有名なスポットも巡りました。また、世界最小の国とされるバチカン市国に入国(?)しました。バチカン美術館は展示品の多さと建物の広さに驚かされました。(ちなみに入国といってもパスポートは必要ありません)

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フィレンツェの街

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イタリアンジェラードを楽しむ

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ウィフィツィー美術館の前

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有名絵画を鑑賞
第2の目的地、フィレンツェは、コンパクトな街でしたが、今回の学生満足度では第1位の滞在地でした。歴史的建物と有名美術絵画に学生は感銘を受けていました。中でもウィフィツィー美術館で展示されている、フィレンツェ生まれの画家、ボッティチェリの絵画「プリマヴェーラ(春)」と「ヴィーナスの誕生」―100平米ほどの1室に相対して飾られている光景は圧巻でした。

イタリアの観光の素晴らしいところは、そのような有名絵画を出し惜しみなく見せてくれることだといえるでしょう。どの美術館でも、フラッシュは禁止されていましたが、写真撮影は許可されていたのが印象的でした。観光産業の観点からみると、こういった寛大な対応こそが人気スポットを定着させる要因の一つであるように感じました。

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水の都ヴェネッツィア

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水の都ヴェネッツィア

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「リアル・ディズニーシー!」との声

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楽しくなる町並み
最終目的地ヴェネツィア、本島には道が狭すぎて車が入れない―そんな小道が縦横に広がる町は独特の雰囲気で学生達を迎えてくれました。運河の街を歩いたり、ヴァポレットという水上バスでヴェネチアングラスの工房が沢山あるムラーノ島へ行ったり、充実した活動ができました。学生はこれらイタリアの都市に滞在することで、この国の経済、観光産業、文化、また、英語の重要性について知ることができたはずです。

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朝食はビュッフェスタイル

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コーヒーを待つ

活動成果

今回のゼミ合宿を通して、学生は多くを学んだといえます。イタリアの観光産業の卓越したスケールは、将来観光に関連する職業を志す学生にも有意義なものでした。また、EUの加盟国としてのイタリアで、英語がどれだけ通じるのか確認できました。街中で声をかけた40代より若い世代の方々は英語を流暢に話すという印象でしたが、60代以上の方々はこちらが英語で話しかけても完全にイタリア語で対応していました。しかしながら、時間を割いて丁寧に(イタリア語で)説明してくれていたので最後には理解できる、という場面もありました。学生もそのような親切心に触れ、イタリアがますます好きになったという感想を持ちました。

研修中、毎日のミーティングでは英語での3分間スピーチが課せられました。初めのうちは緊張して話せなくなる学生も見受けられましたが、後半(フィレンツェ以降)には全員の向上が確認できました。この合宿はゼミ生の英語を学ぶ気持ちを大いに掻き立てるものとなりました。今後もこの経験を活かし、前向きに英語を勉強してほしいと思います。

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ローマでのミーテング

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ヴェネッツィアでのミーテング

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本場のイタリアンは最高でした

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これからもどんどん世界に出てください!

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