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2015年01月20日NEWS

北海道短期大学で研修中の3年生による研究報告会が行われました

1月16日の午前中に、拓殖大学北海道短期大学で研修中の、農業総合コース3年生による研究発表会が、短大と八王子国際キャンパスを遠隔テレビシステムによる中継で結びながら開催されました。

八王子会場のE101教室には一足先に八王子キャンパスに戻ったコース3年生と、4月に北海道留学を控えた2年生が集い、司会の竹下准教授のほか、国際学科長をはじめとした学部教員も報告を見守りました。

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農業総合コースの2年生、3年生が発表を見守ります。
農業総合コースの学生は、3年次に半年または1年間の北海道研修を行います。このうち研修期間が1年間の3年生が、国際学部の満月特任教授と樋口講師の指導の下、通年の個人研究に取り組みます。
 
この日は9名の3年生が、1年間の研究成果を報告しました。6分間の制限時間の中で、成果を最大限に伝えようという意気込みと、うまく発表ができるだろうかという不安と緊張が伝わってきました。

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2年生の質問に答える3年生。左は司会の竹下准教授。
北海道特産のビート(てんさい)を使って新たな特産品ができないか。ジャガイモの収量を上げるには施肥量にどんな工夫が役立つか。四季なりイチゴを普及させ、農家の収入増に結びつけられないか。特産品のスターチス(切り花)を長持ちさせるための経済的で有効な保存方法とは。黒大豆をもっと様々な商品に利用できないか。

いずれの研究も、学生ならではの斬新な着想がちりばめられています。共通項として、2年次までの国際学部における経験から、農業を複眼的に見つめる習慣を自然に身につけているという印象を強く受けました。

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北海道の特産品てんさいを用いた新たな商品開発への取り組み
なかでも新田さんの羊肉を用いたハラール食ベーコンの試作は、1年次に学部主催のマレーシア短期研修に参加し、現地の人たちとの交流体験からヒントを得たもの。観光立国をめざす日本が、近隣諸国からの来訪者を増やすには、東南アジアにもっと注目すべきではないか。マレーシアをはじめとしたイスラム教徒の人々に、日本でより快適に過ごしてもらいたい。東南アジア、観光、そして農業。国際学部における学びが、高次元で融合した好例といえるでしょう。


9名の発表終了後には質疑応答と篠塚北海道短期大学長による講評が行われ、正午過ぎに1時間半に及んだ発表会を終えました。
2年生は春休み期間中にも事前研修を重ね、4月にいよいよ北海道へ出発します。

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ハラール食ベーコンの試作の成果について報告する新田さん

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