HOME学部の教育教員紹介 尾沼 玄也 准教授

留学生と日本人が互いに学びあえる、恵まれた環境を最大限に活用しよう!

尾沼玄也02

尾沼 玄也 准教授

南山大学院博士前期課程修了、修士(言語科学)。2006年日本マレーシア高等教育大学連合JADプログラム講師、2010年国際交流金海外派遣日本語専門家、2012年神田外語大学専任講師、2017年Atma Jaya Catholic University of Indonesia講師などを経て、2020年に拓殖大学国際学部へ。

インタビュー

  • Q
    先生は大学時代にどのような学生生活を送られていましたか?
  • A
    高校生の時から、将来は日本語を教えることを職業としたいと思っていたので、大学では日本語学や日本語教育学などを学びました。大学の授業も、同級生も大好きで、毎日朝から暗くなるまで大学で授業をとり、夜は友だちの家に集まって楽しく過ごしているうちに、最初の2年間はあっという間に過ぎてしまいました。3年生になる前に、「自分は本当に日本語教師に向いているのだろうか、この2年間の勉強で、日本語を教える力は身についたのだろうか」と思うようになり、指導教官の紹介で、オーストラリアの田舎にあるセカンダリー・スクール(日本の中学校と高校が一緒になったような教育機関です)で日本語のティーチング・アシスタントとして一年ほど働かせてもらいました。日本語担当のオーストラリア人の先生は、大学を出たばかりの人で、二人で毎日四苦八苦しながら授業の準備や、生徒の指導に取り組みました。うまく行かないことも多く、悔しい思いもたくさんしましたが、同時に、オーストラリアの豊かな自然に感動したり、異文化の中で暮らすことの楽しさも経験することができ、「もっと勉強して一人前の日本語教師になろう」と決意を新たにすることができました。
  • Q
    拓殖大学国際学部に入られる前はどのような仕事をされていたのですか?
  • A
    大学院在籍中に、幸いにもマレーシアの教育プロジェクトに日本語教師として採用していただけたのが最初の仕事です。日本の短大のような機関でしたが、日本語教育については、拓大から専門家の先生方が派遣されて、指揮をとってくださっていました。この現場で非常に多くのことを学び、日本語教師としての基礎を身につけることができたと思います。それから、国際交流金の派遣で再びマレーシアの大学で教えた後、日本の大学の留学生別科に移りました。留学生別科では25以上の国や地域から日本に留学して来た学生を教えました。拓殖大学に入る直前は、日本の大学から派遣されて、インドネシアの大学で日本語を教えていました。ここでは、大学生だけではなく、インドネシアの日系企業で日本語を使って仕事をする人たちのトレーニングも担当し、多言語職場でのコミュニケーションの実際や課題について、多くのことを学ぶことができました。
  • Q
    学部ではどのような科目を担当されていますか?
  • A
    主に、「日本語オーラルコミュニケーション」、「日本語リーディング・ライティング」などの留学生向けの日本語科目を担当しています。留学生の皆さんの勉強や生活のサポートをしたいと思いますので、私の授業をとっている人以外にも気軽に声をかけてください。また、日本人学生も履修できるゼミナールでは、日本語によるコミュニケーションを取り扱う理論や方法論から様々な社会活動を考えることをテーマにしています。
  • Q
    これから国際学部に入学を希望する学生、とりわけ先生の授業を受講する学生に伝えたいことは?
  • A
    拓大は留学生と日本人が互いに学びあえる環境が魅力の一つだと思います。恵まれた環境を最大限に活用し、見える世界を広げて大学生活を充実したものにしてください。また、言葉は人間活動の基盤になるものです。日本語の力を磨き、自分の考えを十分に発信できる魅力的な人、他者の思いを十分に汲み取れる心の豊かな人に成長することを目指しましょう。

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