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JICA大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラムで見たラオス ~拓大から初参加の小俣友里さんに聞く~


JICA大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラムで見たラオス ~拓大から初参加の小俣友里さんに聞く~photo
ラオスの子どもたちと一緒に記念撮影

JICAが主催する「大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラム」は、2013年度から新たに開始されたプログラムで、「開発途上国での現地プログラムを通して、 グローバルな視点と問題発見・解決能力を身につけることにより、国際協力や世界や日本の経済社会の開発・活性化において、 「グローバル人材」として将来活躍できるよう支援すること」を目的としています。

 このプログラムに本学から初めて合格され、3月6日に帰国されたばかりの国際学部4年の小俣友里(おまた ゆり)さんに、卒業を前にお話をうかがいました。


小俣友里さんプロフィール

募集の期     :2015年度募集(本プログラム開始から3回目)
名前・入学年   :小俣友里(おまた ゆり) 平成24年(2012年)
留学期間     :2016 年2 月21 日(日)~2016 年3 月6 日(日)
活動国・所属  :ラオス
所属ゼミ    :甲斐ゼミ



JICA主催「大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラム」体験 Q&A


Q1 参加のきっかけを教えてください。

A1 (小俣)国際学部のメルマガ「社会貢献・ボランティアマガジン」でこのプログラムを初めて知りました。
私は3年生から就職活動に力を置いていてしばらく海外に行っていなかったので、卒業までに国際学部らしい勉強をやってみたいなという思いがありました。
またラオスには2年生のときのゼミ旅行でタイから陸路ラオスに入ったことがあり、もう一度ラオスに行ってみたいという気持ちがありました。


Q2 応募書類はどのように準備をされましたか?

A2 (小俣)メルマガを見てから、行くかどうかしばらく迷っていたので、 JICAの締め切りギリギリのタイミングで申し込むことになってしまいました。 まず岡田先生と甲斐先生に相談し、応募書類案を急いで作って見ていただきました。
このプログラムの審査は書類選考のみです。JICAから合格のメールが届いたときは本当にうれしかったです。


Q3 どのような学生がこのプログラムに参加したのでしょうか?

A3  (小俣)全体で40人の募集ですが、今回は20人がインド、20人がラオスに派遣されました。男女は半々くらいの構成です。
全国各地の大学から参加していますが、首都圏の大学が半分、地方から半分くらいの割合です。
学生の専門は文系、理系バラバラで、医学部、農学部、獣医学部の学生もいました。違う視点の意見が出て、大変面白かったです。
また欧米やアジアの大学での留学、バックパッカーなど、すでに海外経験を持つ学生も多く、「トビタテ!留学JAPAN」に合格している学生が40人のうち4人もいました。


Q4 プログラムの内容や感想を教えてください。

A4  (小俣)まず、事前・事後研修が大変充実しているのが印象的でした。
2泊3日の事前研修初日に、各学生の関心分野に応じて4人グループが編成され、グループワークで現地調査の計画・方法を議論し、2日目には実際に外に出かけて日本でできる調査を行います。

私の班は「ラオスの竹製品の市場調査」をテーマとしましたので、実際に有楽町の物産展に行って竹製品を調べました。
こうして「仮説」や「調査の計画・方法」を自分たちで練り、それをラオスに行って実践し、仮説を検証し、結果をプレゼンテーションする、というのが基本的な内容です。
ラオスでは実際に村を訪問し、ラオス人の通訳の方の協力を得ながら、竹製品が実際にどのように作られ、流通しているかの実態を調査しました。
調査結果については現地でのワークショップや帰国後の事後研修で報告することにより、理解がさらに深まり、他の班の調査結果や経験も共有することができて、大変有意義でした。

 こうした調査活動以外にも、多くの視察や交流がアレンジされていました。青年海外協力隊スポーツ隊員、浄水場の技術協力プロジェクト、 子どもを支援する草の根技術協力、ダム案件の円借款などの政府開発援助(ODA)の現場や、日系企業の工場見学、 ラオス国立大学で日本語を学ぶ学生との交流などを通じ、ラオスと日本の協力・交流の現場を知ることができました。
地雷の不発弾処理のプロジェクトにも訪問しました。


Q5 小俣さんはこの3月に卒業されますが、今後の抱負をお聞かせください。

A5  (小俣)卒業後は金融庁に就職しますが、今回のプログラムを通じ、国際協力の関わり方は多様であり、 NGOの会員になるなど日本にいながらでもできることがあることが分かりました。また金融庁の職員としても、国際協力に関わっていきたいと希望しています。
事後研修の国際協力キャリアセミナーでは、金融系の専門家が不足していると聞きました。
ぜひ金融分野で専門性を深めたいと思います。それから、英語力向上に向けても頑張ります。


【インタビューを終えて】

小俣さんは、メルマガ「社会貢献・ボランティアマガジン」をきっかけにこのプログラムを知り、2年生のゼミ旅行でラオスを訪れたことがつながり、積極的に応募してこのプログラム合格につながりました。
小俣さんは、「後輩にもぜひこのプログラムに参加してほしい。また語学力だけでなく専門性もみがき、専門の視点からどんどん意見を発信してほしい。」と強調されていました。
小俣さんはこの4月、金融庁に入庁されますが、いつの日か、金融分野の専門家として国際協力の舞台で活躍されることを期待しています。

(国際学部教授 岡田 実)


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事前研修のグループワークがとても大切です
JICA大学生国際協力フィールド・スタディ・プログラムで見たラオス ~拓大から初参加の小俣友里さんに聞く~photo
ラオスの村で竹製品について聞き取り調査中

掲載日:2016年03月25日

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