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2017年11月24日NEWS

【国際学部:下條ゼミ】East Asia Meeting in ログハウスの開催

11月17日(金)の午後3時から5時半まで、ログハウス(紅葉館)で第一回の「East Asia Meeting in ログハウス」を開催しました。ログハウスは本学の学友会発足100周年を記念し、2008年に竣工しました。今回、そのログハウスで留学生と日本人学生による交流会を実施し、中国茶を飲みながら有意義な時間を過ごすことができました。下條ゼミではこれまでもログハウスを使い、近くの高尾山学園の生徒さんや地域の町内会の皆さんとの談笑の場としてきました。今後も留学生との交流を続け、中国語や韓国語、スペイン語など地域言語による対話を通じて、相互に国際理解を深めていきたいと思っています。(下條記)

East Asia Meeting in ログハウス 第一回について

国際学部2年 長谷川萌
下條ゼミでは、留学生との交流場づくりと東アジア情勢に関する勉強会を兼ねた会を企画し、11月17日、ログハウスで第一回目となる集まりを催しました。当日は宣伝をしなかったにもかかわらず、15名ほどの学生が参加してくれました。ログハウスは下條ゼミの提案が発端となり、学友会設立100周年の記念事業として建てられました。
そこで企画したのが「East Asia Meeting in ログハウス」です。今回は最初の試みですので、拓大の原点を皆で学び直し、留学生が多いキャンパスの特徴を活かす内容にしたいと思いました。

今回は最初ということで、毎日のように報じられている朝鮮半島や中国に関連した出来事を、日本のメディアからの情報だけでなく、直接、留学生の考え方を聞かせてもらおうと考えました。その導入として、韓国で1970年代に行われた農村振興運動の「セマウル運動」と北朝鮮問題について意見交換をしました。

セマウル運動(新しい村運動)は、韓国の近代化に大きな役割を果たした朴正煕大統領による政策ですが、この農村振興の運動は、1930年代、朝鮮総督府の宇垣一成総督(後に本学総長)が進めた農村振興運動に源流があると言われています。さらにその原点となるのは大韓帝国時代の1907年、本学の卒業生達によって始められた「マイクロクレジット」(小口金融)です。これは韓国の零細農民に信用貸し出しをして、貧農達に自立を促す活動です。その活動は地方金融組合(後に朝鮮金融組合)による協同組合活動として続けられ、戦後の韓国の農業協同組合のルーツとなっています。
台湾協会専門学校として1900年に開校した本学は、台湾との関係が深いイメージがあります。しかし1907年、東洋協会専門学校と改称してからは朝鮮半島での地域振興と深く関わっていきます。その歴史を踏まえ、意見交換の場では北朝鮮問題にも触れました。今後は、北朝鮮の「農村振興」を含め、周辺諸国とどのように善隣関係を構築していくべきか、留学生の皆さんの知恵をもらいながら、考えていきたいです。

今回は最初でしたので、本学の歴史に触れる内容となりました。今後は、ネイティブスピーカーの留学生と地域言語による会話を楽しむ場としていきたいと思います。次回以降は、留学生の皆さんがさらに多く参加してくれることを期待します。

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