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2017年11月22日NEWS

【国際学部】福田ゼミ 異文化交流を行いつつ課外活動「武道体験」

福田ゼミは「日本を知って真の国際人になろう」をモットーに、異文化交流を行いつつ課外活動を行っています。前期には浴衣を着て花火大会に参加、後期には武道体験を行いました。11月18日の土曜日の午後、2年ゼミ生を中心に15名(日本人8名・留学生7名)が日野市にある「東京至誠館道場」を尋ね、「天然理心流 日野道場」の方々に礼法から護身術、剣術、さらにはそこに込められた日本の心を学びました。

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塾頭に礼法を教わり、心を鎮める。

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柔術担当の副会長に護身術の指導を受ける。

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これで痴漢は撃退できる!

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剣術の素振り:「声を出せ、気合いを入れろ」との指導に「エイ!エイ!」

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会長の指導に、侍魂が入ったかのような真剣な顔つき
師範代から説明を受ける。刀礼:この刀にも多くの人々が携わっている。

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(白い道着姿はゼミのOB) 

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感謝を込めて礼をつくす。
体験を終えたゼミ生の声からいくつかご紹介します。(長文をまとめたものですので、一部省略、誤字などを修正しています。)

ゼミ生の感想

〇 至誠館道場に着き、たくさんの日本の伝統を体験した後、心も体も強くなった気がします。そして、礼儀と挨拶の大切さを知ることができました。仲間たちと切蹉折磨をしながら心の交流を深めました。
(X.L)


〇 全身を動かすこと、大きな声を出すことで本当にストレスが解消されました。道場の先生方の姿を見て、剣術の精神や強さも感じました。それが印象に強く残っています。今回は短時間の体験でしたが、いろいろ教えていただき、満足しています。
(L.L)


〇 先生達に剣術を教えていただき、剣術文化を体験でき、とても楽しかったです。剣術を通して、日本人が伝統文化を大切にする行動や前人を尊敬する思いなどを真に感じます。そして、先生から教えていただいた防犯痴漢対策を生活に活かせればいいと思います。 実は、国の文化の違いがあるかもしれませんが、礼儀のことがちょっと気になっています。土下座で礼儀をするのが重いと思います。
(Y.H)※実際には土下座ではなく床に座って拝礼しました。


〇 ずっと日本の剣術に関して、興味を持っていた。剣術についてのアニメもあり、竹刀と思っていたが、木刀だった。印象と全然違って、道場に入る前にも礼をする。手が三角のような形を作って、拝礼をする。剣術をする前に、剣術の神様にもご挨拶する。私は茶道を学んでいた。剣術の挨拶はもっと難しいと思った。実際の練習も大変だった。木刀はまっすぐ振るのも出来なかった。時間があまりなかったり、先生の見本が早かったりして、全然覚えられない。幸い、現在も使える護身術を教えていただき、首を締められた場合、解ける方法を覚えた。一時間の授業は短かったが楽しかった。日本の剣術について少しわかるようになった気がするけど、まだまだだ。参加して、良かったと思う。
(Y.Z)


〇 11月18日、ゼミの皆さんと一緒に東京至誠館道場に行った。以前は武道に関することは全然知らなかった。道場に入る前も礼をし、最後も礼で終わる。最初に道場の礼儀を教えていただいた。それはとても真剣な礼儀だった。私たちも二つの技を教えていただいた。面白かった。そして木刀の基本技、握り、角度なども学んだ。面白いけど難しいと思う。最後に師範代が試し斬りを披露した。あれはすごいと思った。。テレビで見たものと同じで、すごくかっこいい。今度の武道体験で、日本の一つの文化を体験した。寒いけどすごく楽しかった。やはり文化体験ということは、見るだけでは何も感じはないと思う。実際にやらないと感じが全然わからない。
(T.C)


〇 護身術と居合の武道体験を経て、それらが、ただ相手を倒すための術ではないと分かった。それらを身につけていく中で、相手に対する礼儀や作法、道具に対する感謝の念を学んでいき、その精神を普段の生活に反映していくことが、護身術と居合で学ぶべきことだと思った。
(M.H)


〇 印象に残っていることは道場の雰囲気に圧倒されたことです。この日は寒さもありましたが、足の寒さを忘れるくらい、場の雰囲気にのみこまれ、集中して取り組むことができたと思います。先生方が取り組んでいる姿にも圧倒され、鳥肌がたつこともありました。今回の体験はなかなかできるものではないと思うので、少しの時間でも合気道や剣術を体験できてよかったと感じました。短い時間ではありましたが、とても楽しく体験することができたと思います。
(R.A)


〇 今回、私は初めて日本武道を体験しました。正直、日本武道とはどのような武道なのかよく分からないまま道場へ行きました。当日は、実際に護身術を教えていただいたり、木刀を使った技のやり方を教えていただきました。見様見真似でやってみるのですが、木刀に関しては本当に難しかったです。最後に実際に日本刀で藁を切るところを生で観させていただきました。生で観るのは初めてだったのでとても迫力がありました。帰り際に日本刀を持たせていただきましたが、思ったよりも重く、武士たちはこの日本刀と小刀を腰につけて動いていて重くなかったのかなと疑問に思いました。
道場に入る際は礼に始まり、道場を出る際は礼で終わるという日本の礼儀、最初と最後の挨拶の仕方、相手を尊重する気持ちの大切さなど、普段の日常生活ではあまり学ぶことができないことが学べました。
また、今回は留学生のみんなとも体験し、難しいけど、分かると楽しいと言っていたので良かったです。
このゼミだからこそ、日本武道という貴重な体験ができたので、来年、再来年もこの活動を続けてもらえたらいいなと思っています。
(M.Y)


〇 今回の体験で久しぶりに棒状のものを振ったので、終わった後、手がヒリヒリしました。
昔の侍は、あれを一日に何百回も何千回も振っていたと思うと、相当ゴツゴツした手をしていたのだろうと思います。
今回の体験では、主に剣術について教えていただいたのですが、わたしの中では、事前の話での護身術を学べるというところが強く残っていて、本当は一番の楽しみでした。
最近は護身術を習う人が増えているようで、興味があったのですが、まさか本当にあんな簡単に人を抑えつけることが出来るとは思っておらず、驚くとともに、もう少し護身術の方をやりたかった気持ちが残りました。
剣術では、一つ一つ形(かた)を教えていただいたわけですが、先生方の見本は、時代劇と一緒にすると失礼かもしれませんが、形を見せるというよりは、本当に戦っているような、一つ一つの動作に張り詰めた空気を感じました。
(T.M)
~担当教員から~
 
日本の武道は日本文化の真髄のようなところもあり、異文化で育った留学生に受け入れてもらえるかどうか心配なところもありました。やはり、留学生は拝礼に対して違和感をもち、日本人との感覚の違いを改めて感じました。日本には多くの神々がいらっしゃり、畏敬の念をもって拝礼することは日本人にとってはごく自然なことです。また、立礼もありますが、座礼のほうが多いです。一方、座って拝礼するのは、自らが信仰する神仏やご先祖様だけという留学生にとって、この日本の仕来りは違和感を持たざるをえなかったかと思われますが、座礼を日本文化として受けとめてもらえればありがたいです。
(文責:国際学部 福田惠子)

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