FACULTY OF INTERNATIONAL STUDIES
CONTENTS

国際学科の学び

4年間の学び

4 Years of Study
国際学部では、カリキュラムをコースごとに体系化し、学びやすくしました。1年次はコースに入る基礎作りの時期です。英語や地域言語を学ぶとともに、コースの入門科目で、どのコースが自分に合っているか、じっくりと選んでいきます。そして2年次になると、国際協力、国際経済、国際政治、国際文化、国際観光、農業総合の6コースの中から好きなコースを選び、より深く専門科目を学んでいきます。
4 Years of Study
1
年次

すべてのコースの基礎と語学を中心に学ぶ

20名ほどの少人数のクラスで、大学での学び方を身につけます。
レポートの作り方を習得するレポートライティング。国際学入門ではリレー講義で各コースの入門的な内容を学びます。
英語は週3回授業があります。初年次教育が充実しているのが国際学部の特長です。
基礎科目
【社会で必要な】幅広い教養を身につけ、将来専門的な研究をすすめるための基礎を養います。
語学
英語はもちろん、11の国・地域の言語科目の中から選択します。
専門基礎科目
2年次よりはじまる6コースのそれぞれの入門科目を必修で学びます。
主な科目
クラスゼミナール、レポートライティング、国際学入門、各地域言語
2
年次

コースとゼミナールの学びで専門性を身につける

2年になると専門コースでの学修と少人数制のゼミナールが始まります。
コースによってめざす進路が異なるので、深く広く将来を見据えた内容を学ぶこともできます。
自分はどんなことに関心があり、社会で活躍できるのか。国際学部では1年間かけてじっくりとコースを考えることができます。
主な科目
国際協力論、開発経済学、比較文化、国際観光
6つのコース
国際協力コース開発途上国における貧困や医療・教育の遅れをなくすためにはどうしたらよいか、ODAの活用やNGOとの連携など協力支援の仕方を学ぶ
国際経済コース経済のしくみを知り、相互依存の経済発展を実現するにはどうしたらよいか、貿易投資を通じての企業貢献や経済圏形成などについて学ぶ
国際政治コース世界各地における紛争や対立をなくすためにはどうしたらよいか、安全保障の仕組みと政策を学ぶ
国際文化コース
異なる文化の人たちとコミュニケーションを取るにはどうしたらよいか、各地域の歴史・文化への理解を深め、交流のあり方を学ぶ
国際観光コース
開発途上国を含め世界を幅広く知り、異文化交流や環境問題にも理解と知識のある新しい観光のあり方を学ぶ
農業総合コース
世界に通用する「文系のグローバル農業人材」の育成を目指し、農業ビジネス、途上国開発協力、資源、 環境について幅広く学習し、北海道短期大学における農業実習を通し生きた農業を学ぶ
コース選択
コース選択は2年進級時に決めますので、どのコースに進めばよいか、1年次に「コース入門科目」(必修)を学びながら、じっくりと準備できます。
また、他のコースの科目も「専門関連科目」として履修できます。しかも自分のコース以外の特定コースの科目を20単位以上取得すれば、「副専攻」として認定されます。
コース選択により、自分の学ぶ方向が明確になりますので、就職・進学など進路を決めやすくなります。
各コースの定員
農業総合コースをのぞきコース制には定員を設けません。学生の皆さんが希望するコースに入ることが出来ます。また、農業総合コースだけは3年次に北海道での研修を実施するため、希望者との面談等による選抜を行います。
農業総合コースの実習費用
農業総合コースの北海道における研修には、別途現地での実験・実習費用の負担が生じます。ただし、現地授業料の負担はありません。
3
年次

さらに高度な専門性を身につける

ゼミナールを中心により高度な専門分野を学びます。
3年次後期からは就職活動が本格化します。業界・企業研究や面接対策などにも取り組みます。
主な科目
観光政策、国際金融、参加型プロジェクト、開発データ分析
4
年次

学びの集大成として卒業論文を仕上げる

ゼミナールで議論を重ねながら自分が研究テーマを設定し、4年間の集大成となる卒業論文の執筆を行います。
主な科目 
卒業論文

ピックアップ授業

PICK UP
PICK UP
「TVT(Takushoku Volunteer Team)」
学びと活動(交流・協力)を通じて、将来日本と中国・台湾や発展途上国との「架け橋」となる人材を育てることを目標としています。
東日本大震災をきっかけに学生が中心になって結成されたボランティア団体。現在はラオスと東日本の被災地をつなぐフェアトレードを行うミッタパープ班、地域の子どもたちと交流する子ども班、障がいを抱える方とスポーツを通じたサポート活動を行うスポーツ班、日本各地で起こった自然災害への支援を行う地域ボランティア班に分かれ、日々活動しています。
ミッタパープフェアトレード活動のためラオスで布の買い付けミッタパープフェアトレード活動のためラオスで布の買い付け
岡田 実ゼミ「 中国・東アジア×SDGs」
学びと活動(交流・協力)を通じて、将来日本と中国・台湾や発展途上国との「架け橋」となる人材を育てることを目標としています。
基礎的能力の修得、様々な経験を通じた問題意識の涵養、人的ネットワークの強化を目的とし、中国・台湾等を題材にしたグループワークや、ディスカッション、ビブリオバトルなどを展開しながら、プレゼンテーション能力を養っていきます。
西南科技大学学生とのワークショップでTVTの活動を報告する土田航平さんと通訳を担当した陳誠さん西南科技大学学生とのワークショップでTVTの活動を報告する土田航平さんと通訳を担当した陳誠さん