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音韻論の知識を英語教育に活用する

佐藤-明彦

佐藤 明彦 教授

拓殖大学言語教育研究科英語教育学専攻修士課程修了。英国Essex大学言語・言語学研究科音韻論修士課程修了。2000年に拓殖大学言語文化研究所の専任講師となり、2007年、国際学部に赴任。

インタビュー

  • Q
    先生は大学時代にどのような学生生活を送られていましたか?
  • A
    学部時代はゼミで東南アジア研究をしました。ご指導いただいた先生は人望のある研究者でした。 ご退官された今でも毎年秋に、ゼミ同窓会が開かれ、元ゼミ生がインドネシア、台湾など海外からも集います。大学時代、一番印象に残っているのがゼミ活動ですね。 ゼミ合宿、発表会などの活動を通し、先生、先輩、友人と大いに語り、大いに学んだ時期です。卒業後は一般企業で数年間働きましたが、 その後教職を目指し、大学に戻って学ぶことに決めました。
  • Q
    大学院に戻ったということですが、その時の生活などについてお聞かせください。
  • A
    退職後、拓殖大学言語教育研究科へ進みました。 同時に英語の教員免許も取得しました。 大学院では指導教授の先生が、毎週私の論文指導をしてくださり、 私のまとめたものをじっくりと見てくださった後にアドバイスしてくださいました。この期間、勉強は忙しかったですが、 多くの先生方、先輩、友人に助けられ成し遂げることができました。
    その後、英国Essex大学でMA in Phonology(音韻論)を取得しました。 英国の大学院は短期間で凝縮されたカリキュラムであり、多くのエッセイの提出が求められます。 長時間、図書館や部屋で書籍に向かい勉強していたことを思い出します。
  • Q
    大切にしている言葉などがあればお教え下さい。
  • A
    英語のことわざにありますが、 "A friend in need is a friend indeed"(困ったときの友こそ真の友)、自分がつらい時、力になってくれるのが本当の友達です。 いつも私の周りには素晴らしい人々がいてくれて、困ったときは助けてくれます。本当に人に恵まれているな、と感じます。 そういった関係を築くためには、自分も努力し、成長していかなければなりません。前向きに、これからもそのような人の輪をつくっていきたいと思います。
  • Q
    拓殖大学に勤めることになった理由、国際学部に赴任することになった理由についてお話しいただけますか?
  • A
    2000年度から言語文化研究所が留学生教育を充実させた新課程を設立することになり、 英語の専修免許を持った教員募集があるということを英語科教授法でご指導いただいた先生におうかがいし応募しました。 2001年度からは国際開発学部でも兼任教員として英語の授業(Public SpeakingⅠ・Ⅱ)を担当していました。そして2007年、国際学部に赴任しました。
  • Q
    現在、関心を持たれている研究内容、テーマをお答えください。
  • A
    英語と日本語の音韻論について研究しています。日英の音を比べると、 それぞれの言語に存在しない音がいくつかみられますが、それらは母語とは異なる調音点・調音法で作り出さねばならず、 学習者にとっては特に難しい発音となります。このような点を解決するため、音の現象を規則として捉え、 明らかにすることで言語教育に役立てていきたいと思っています。
  • Q
    その他、の研究テーマがあれば、お教え下さい。
  • A
    現在、日本人英語学習者の発音について研究しています。 また、限られた時間で効率よく効果的な指導が可能になる、そのような英語教材開発について研究しています。
  • Q
    これから国際学部に入学を希望している学生、とりわけ先生の授業を受講する学生に伝えたいこと、訴えたいことは何でしょうか?
  • A
    "Time Flies"(時間は飛ぶように過ぎ去る)、楽しい時ほど余計に早く過ぎてしまいます。多くの人が「大学時代が一番楽しかった」と言うように、この4年間は最高の時間となるでしょう。ご家族、友人を大切にし、よく学び、よく遊んでください。部活・サークル、ゼミ、留学、資格試験、アルバイトなど、多くの機会もあります。ただ、卒業後はもう社会人の仲間入りですので、大学生活には「責任感」を学べるといいですね。
    私のゼミナールでは、英会話や発音について指導しています。真面目に取り組む学生が多く、短期間でかなりの向上がみられます。どんな勉強でもいいのですが、何か一つに集中して学んでみてください。
    拓殖大学の教員は、いつでも学生指導を第一に考えます。この美しく広いキャンパスでお会いできることを楽しみにしています。

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