HOME学部の教育教員紹介 佐原 隆幸 教授

参加型開発の手法で、現地の人々と一緒に考え、
問題解決を。

佐原-隆幸

国際学部長

佐原 隆幸 教授

マンチェスター大学で開発行政(論文博士)を学ぶ。1980年から22年間、国際協力事業団に。その間に在チリ日本大使館書記官、国際大学客員教授、インドネシア事務所次長などを経験。2001年から国際学部へ。

インタビュー

  • Q
    先生はどのような大学生活を送っていましたか。
  • A
    入学当初は使える英語をマスターしようと意気込んでいました。しかし2年生のときにフィリピンに1年留学した際に、途上国の貧困を「どげんかせんといかん」という思いがわきあがり、結局は大学院でフィリピンの農地改革についての修士論文を書き、その後JICAに就職することになりました。途上国について目が開いた4年間でした。
  • Q
    大学卒業後はJICAに行かれましたね。
  • A
    そうです。JICAに22年間奉職しました。その間,外務省に出向し、経済協力局政策課でのアフリカ担当、チリ大使館勤務、JICA帰団後は企画部でのフィリピン担当、英国留学、プロジェクト評価担当、国際協力専門員、国際大学での開発計画の教授、インドネシア在勤、アジア一部での開発計画作りなどを経験しました。
  • Q
    人生の転機となるような出来事がありましたか。
  • A
    人生の転機はやはり南米での在勤と、英国での留学生活、そしてインドネシアで現地の人とともにプロジェクトを進めていったことです。やはり海外での経験がステップになったと感じます。
  • Q
    なぜ拓殖大学国際学部に来るようになったのですか。
  • A
    直接的には渡辺先生(当時学部長)に、一緒にやらないかと、誘われたことです。若い人を育てて多くの人に日本の国際協力を支えてほしいという思いからです。打てば響く学生に多数出会えました。
  • Q
    現在のご専門・研究内容についてわかりやすく説明してください。
  • A
    開発計画の中でも、参加型開発に重心をおいています。現地の人々と一緒に考え問題解決をしていく手法を作り上げていくことです。参加型開発手法は英国のモデルが有名です。しかし拓殖大学も100年の歴史を持つ大学です。そこで拓殖大学アプローチを学生とともに開発し、この分野の議論に一石を投じたいと考えています。
  • Q
    最後に学生へのメッセージをお願いいたします。
  • A
    一緒に国際開発にかかわりましょう。考えるだけでなく、社会とかかわっていきましょう。自分で企画して動いてみることが重要です。学習―行動―評価―計画―行動のサイクルをつなげていく中で、仲間との連帯が育ち、皆さんもその潜在力を伸ばすことができます。また人としての自信とリーダーとしての資質も手に入れられますよ。

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